宮城大学の中田研究室が御縁があったナガシズというところは、宮城県のほぼ岩手県よりの南三陸町という街の一集落です。南三陸町は、東から西に向かって大きな湾が入り込んでいる街なんですけど、そこの湾の入り口に近い、東側にある小さな集落です。
南三陸町の中では、比較的ナガシズ地域というのは、さほど大きくない集落なんですけれども、全戸で37戸ぐらい。今回の津波で37戸中34戸が津波の被害を受けて流出しています。残された3戸ぐらいも完全ではないんですけれども、百数十人の人口のうち十数名が今回の津波で犠牲になったというふうに聞いています。
平地である田んぼがあったり、漁業用の工場がある平地の民家は、ほぼ全て流出してるんですけど、これはほんとに単純に高所にあった建物だけが残されていた。そういう状況です。 |