設計/牛込昇建築設計事務所
施工/株式会社 アンカーズ
竣工日/2009年3月15日
建物概要
延床面積/90.17m2
構造・規模/RC造 集合住宅
設計コンセプト

賑やかな大規模商業施設隣りに建つ築18年の集合住宅(元々は企業の社宅)をリノベーション会社が買い取り、エンドユーザーへ再販する“再生プロジェクト”です。施主の家族構成は夫婦と双子(男女)で横浜の集合住宅からの住み替えで、新居にあたっては、家族仲良く生活できるようオープンな空間を要望されました。元々単身者用住戸2戸だったため廊下側は小さな開口部であり、東向き住戸も手伝って、明るさと通風に重点を置く必要がありました。

この住居では、かつての密集型都市に当然のように見られた「路地裏」のようなコミュニティ空間を生活の場の内部に創ることができないかと考え、通常廊下となる場所に更衣室、脱衣、洗面の用途を加えたり、子供の勉強や食事の場としての用途を加え複数用途の空間としました。この住居では閉めっぱなしの部屋はなくなり、面積のほぼ全てが家族の空間となっています。又、可動収納9棹、可動扉2枚の計11個の箱により、将来的に間仕切できる自由で可変可能な生活ができるようになっています。

ユニットバスや洗面・トイレ・キッチンなどの設備ブロックはグリッド状には配置せず、光の反射のため宝石のカットを模して各面の角度を変え、より明暗が目に映るようにしています。

入賞者一覧