RESULTS結果発表

  • 第6回 POLUS - ポラス - 学生・建築デザインコンペティション公開審査会を6月21日(金)にポラスグループポラテック株式会社のウッドスクエアで開催いたしました。
    登録件数980件、応募作品数566点の中から、一次審査を通過した5組がプレゼンテーションを行い、最優秀賞(1点)、優秀賞(1点)、入選(3点)が決定しました。

    審査講評はこちら

最優秀賞

BUG's LIFE(蟲+人)

  • 池田 勇輝東京都市大学大学院

    遠西 裕也東京都市大学大学院

    西宮 航平東京工業大学大学院

    受賞者コメント

    この度は最優秀賞という栄誉ある賞を頂き、大変光栄に思います。
    「Bug’s Life」は私達の共通認識である村の原風景であった、自然を「蟲」という視点から解釈した生物と共に暮らす未来の共同体の形です。審査会では審査員の先生方から様々な御意見を頂き、私達自身新たに本提案の課題と可能性を発見することができました。今回の経験を活かしこれからも精進して参ります。審査員の先生方、社員の皆様方ありがとうございました。

優秀賞

ヨソモノカゾク

  • 徳野 友香千葉大学大学院

    受賞者コメント

    誰もが懐かしむような村を想像することから始め、現代社会の求める新しい村とはどんなものか、と思考をひろげていきました。村とは、そこで暮らす人とは?課題文に真正面から挑んだ姿勢を評価し、さらに私自身の思考の底にあるものをこの作品の魅力として見出していただけたことは、大変貴重な経験となりました。「エスキス中」という講評は私らしさと課題点の共存であり、今後どう向き合っていくかを考えてはどきどきしています。ありがとうございました。

入選

凭れる群生

  • 片山 美樹明治大学大学院

    青木 凪明治大学大学院

    受賞者コメント

    この度は入選作品に選んでいただきありがとうございます。「村」というテーマから自分たちの日頃から疑問に感じていたことを、建築の力を借りて問うことが出来たと思います。しかし最優秀には手が届かなかったことも事実であり、この悔しさは忘れずに今後とも建築に関わっていきたいと思います。講評会や懇親会などで建築家の先生方とお話でき、様々な意見を頂けたことは大変光栄で、幸せでした。改めてありがとうございました。

塀村

  • 金 俊浩東京工業大学大学院

    受賞者コメント

    糧にします。

つるだなでつながる

  • 川見 夏海早稲田大学大学院

    沖 美彩子早稲田大学大学院

    受賞者コメント

    この度入選作品に選んでいただき、ありがとうございました。庭全体をつるだなで覆ったらどうなるだろうという思いつきから始まった今回の提案でしたが、2人でここに暮らす住民たちの多様な過ごし方に思いを巡らせている間、非常に楽しい心に充ちていました。一方で、審査員の先生方の批評を通じ、自分たちの作品に足りていなかった部分を痛感した面も大きかったです。今後も得られた経験を糧に、使い手にとって楽しく心地いい設計を目指し頑張っていきたいと思います。

佳作

  • フーリエの褄家

    松本 隼早稲田大学

    友光 俊介早稲田大学

    山下 耕生早稲田大学

    受賞者コメント

    今回は、太陽時間に合わせた生活者も、いつの日かそうでなくなるかも知れないという現代的な危機意識から案を思考し始めました。情報化社会の下で時間に束縛されない生活を送る都市居住者が、「村的」な、絶妙な距離感の中でお互いの生活を憚り合いながら正餐(=七時頃の食事)を共にし、日周期を守りながら暮らす姿を描きました。どの時間に生きる人にとっても優しくて温かい暮らしの在り方が提案出来たこと、評価していただけたこと、誠に喜ばしく思います。先生方から頂いた言葉を糧にし、これからも挑戦を続けてゆきます。ありがとうございました。

  • 帰る場所のつくりかた

    石原 可南子名古屋大学大学院

    植木 柚花名古屋大学大学院

    津村 智弘名古屋大学大学院

    受賞者コメント

    この度は光栄な賞をいただき、ありがとうございます。テーマであった村について真剣に話し合い、村とは帰る場所であり、村人自身が土地柄を作ることが故郷の感覚につながるという結論に至りました。しかし、それが設計に落としきれなかった点が、優秀作品には一歩及ばなかったのだと感じました。入選した5作品からは良い刺激を受け、懇親会では審査員の方々から今後へ繋がる沢山のヒントをいただきました。貴重な経験をありがとうございました。

  • COMPANION PLANTS VILLAGE~植物が育む人々の暮らし~

    牧 拓志神戸大学大学院

    受賞者コメント

    この度は佳作に選出させていただきとても光栄に思います。
    集合住宅における『村』というテーマは、難しくもありましたが、考えると非常に楽しいものでした。
    本選に残れなかったことは残念でしたが、二次審査のプレゼンテーションや、先生方の講評、他の入選された方々の作品を見て、たくさんの刺激を得ることが出来ました。 これからの設計に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。

  • 余所モノ、シェアされた哲学

    横山 隼也東京大学大学院

    諏訪 晴貴東京理科大学大学院

    受賞者コメント

    シェアに寛容な世代が血縁を超えて空間をシェアしたら、どのような建築的形式が生まれるだろうか。我々は本コンペを通してこのテーマを考え抜きました。今回の提案で我々はその形式を言い当てることはできなかったと思いますが、それはいずれ現れる新しい集住体であると我々は確信しています。果たしてそこには形があるのでしょうか。今回の提案に関して我々は今後も考え続けていきたいと思います。

  • 24の修辞法から広がるイエ

    安達 裕紀法政大学大学院

    岡崎 卓法政大学大学院

    受賞者コメント

    この度、佳作という形で評価され大変光栄に思います。入選にまで手が届かなかったことは残念ですが、「村」とはなんなのかという問いかけを二人で議論を重ねて、一つの作品を作り上げた過程と結果は大変貴重な経験になりました。また、他の受賞者のプレゼンテーションを実際に拝見できてことや、審査員の建築家の方々が思う「学生コンペティション」の在り方を言葉にして示していただけた今回の審査会は、刺激的で有意義な時間を過ごせました。今回の経験をこれからの活動に活かせていければと思います。